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coccoli’s blog

理科とくに生物に関する記事を書いてます。

陸上に棲むカイアシ類 陸生ソコミジンコ

皇居(東京都心)で、落葉に被された土壌中からカイアシ類が発見された例がある(菊池 2001)。発見されたのは3種で、P.viguieri、E.richardi、M.varicaである。これらは人の手が加えられていない里山に生息する種で、皇居の土壌は里山に近い環境であること…

虹色に輝くプランクトン、サフィリナ カイアシ類(Sapphirina Copepoda)

サフィリナ(Sapphirina)はカイアシ亜綱、ポエキロストム目、サフィリナ科、サフィリナ属に属する種をいい、日本には13種存在する。体長は1.0~9.0mmとカイアシ類としては大型種で、体形が扁平で薄く、透かせることができる。また、発達したレンズをもつ1対…

命綱一本で生活する寄生虫カリグス(カイアシ類)

カリグスは海産魚類や淡水産魚類の鰓や体表につくカイアシ類で、寄生虫として世界的によく知られている。日本では1927年にはじめて報告された。この年は、日本ではじめて養殖業がおこなわれた年でもある。カリグスは魚類に寄生すると、魚類の血や粘液、上皮…

眠るプランクトン、300年から目覚めたコペポーダのしくみ

一見、ただ油をたくわえて深海に潜って休眠しているだけのように見えて、海洋環境ないし大気環境において重要視される行動である。植物プランクトンは海洋中の二酸化炭素または、大気から海洋へ溶け込んだ二酸化炭素を光合成によって同化する。これによって…

光の炸裂弾を放つ動物プランクトン(コペポーダ)

1000m深海に棲むコペポーダのうち、20~30%が発光すると推測されている。発光するメカニズムは全発光性生物で共通している、ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応と呼ばれるものである。これは発光するために基質となるルシフェリン(総称)をルシフェラーゼ…

独自の形態をもつ寄生性カイアシ類(ホタテエラカザリ)

もはや、肉塊である。コペポーダという形態からかけ離れている。1970年代発見当初、コペポーダだとは考えられず、フクロムシの一種だと勘違いされていた。しかし、現在も、コペポーダのどの目、どの科、どの属になるかは詳細な議論はされていない。というの…

秒速2mの動物プランクトン!海面を跳ねるコペポーダ

ポンテラは頭部に微細な毛をたくさん持ち、これを水面の表面張力により付着し、水面下を懸垂した状態になることが多い。これにより、エネルギーの温存を可能にし、摂餌するときに餌の多い表層でバクバクと貪り食う。なんとも、ぐうたら者のような感じである…

ヘビの牙をもつコペポーダ(プランクトン)

ヘビの牙を持つHeterorhabdusはHeterorhabdidae(ヘテロラブドゥス科)に属し、この科では深海性が一般である。また、粒子食から肉食へ食性変化が起きた。これにより口器および摂食に関与する付属肢の構造が変形し、肉食に適した形態になった。この科の中で…

「コペポーダ」海洋で最も繁栄しているプランクトン(その2)

前回は我々、人間との関わり、生態系から見たコペポーダについて紹介した。今回はコペポーダ自身について紹介しようと思う。 コペポーダは前回に言ったとおり、節足動物門、顎脚綱、カイアシ亜綱に属するものをコペポーダと呼ぶ。一般には、コペポーダの一部…

「コペポーダ」海洋で最も繁栄しているプランクトン(その1)

「コペポーダ」と聞かれて何なのか知っている人は少ないと思う。しかし、地球上の生態系において重要な存在である。そう、重要な存在でありながら我々はその存在に気がつかず生活をしているのだ。なぜ、こうも知名度がないのか。その理由はただひとつ。人に…

コペポーダに関しては調査研究をしているので対応できます。お問い合わせは以下のメールアドレスにお願いします。
  " cuacabaik0509(/atm.)gmail.com "  件名には「coccoli's blog お問い合わせ」と記入